アンサンブル

アンサンブル

バロックアンサンブル La Cantonnade

アンサンブル „La Cantonnade“「ラ・カントナーダ」は、室内楽の優美さを愛しその美しい 音色を探究する過程で、まだあまり世に知られていない中期と後期バロックの楽曲に魅了された、 フランクフルト音楽・舞台芸術大学由来の音楽家たちにより結成されました。 „Cantonade“とは昔の歌劇場の特権階級のための予約見物席のことで、そこからフランス語の „parler à la cantonade“=「たくさんの人に呼びかける」という言葉が発生したのを受け、演奏を 多くの人に届けたい、演奏が多くの人たちに届いてほしいという思いを込めて、「ラ・カントナ ーダ」と命名されました。 アンサンブルは、ドイツ国内を中心に定期的にコンサートに出演しており、これまでにダルム シュタット城、ヴァイルブルグ城、クロンベルク城の室内楽コンサート、ザールランドで行われ た古楽の日(Tamis)、コンサートシリーズ 「小さな室内楽」(フランクフルト)の他、「辺境伯 ヴィルヘルミーネ協会」に招待され、バイロイト、ビルケン城での室内楽コンサートなどに出 演。「ラ・カントナーダ」のプロジェクト、ヤコブ・フリードリヒ・クラインク ネヒトのトリオソナタの世界初録音は、Kulturmutが主催するクラウドファンディング、フラ ンクフルトアヴェンティス財団、フランクフルト・ラインマイン文化財団からの融資、支援を受 けて実現されました。

アンサンブル・ラ・カントナーダ
-白井美穂、ジュジャ・チゲ(フラウト・トラヴェルソ)
-マリー・コロンバ(チェロ)
-ニクラス・ハイネケ(チェンバロ、スピネット*)

ensemblelacantonnade@gmail.com

2019年、ザールランドで行われた「古楽器の日」 TAMIS での演奏
Jakob Friedrich Kleinknecht, Trio-Sonate op.2 in D-Dur, Allegro